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 指定暴力団神戸山口組が全国の直系組長らを集めて開く「定例会」が15日、神戸市中央区の関連施設で初めて開催されたことが兵庫県警への取材でわかった。神戸地裁が10月末、同県淡路市にあった本部事務所の使用を禁じる仮処分を決定したことを受け、県警はこの施設に本部機能が移る可能性があるとみて警戒していた。

 これまで神戸山口組は原則として毎月8日に淡路市の本部事務所で定例会を開いてきたが、今月は8日の開催を見送っていた。

 15日に定例会が開かれた関連施設は神戸市中央区二宮町3丁目にある4階建てビル。JR三ノ宮駅の北約600メートルにあり、今年3月、神戸山口組最高幹部の若頭で、傘下組織「俠友(きょうゆう)会」の会長(68)が所有権を取得していた。捜査関係者によると、4月から組員が交代で詰め、幹部らによる「執行部会」の会場にもなっていたという。