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 日本との国交樹立50周年に合わせて来日したインド洋の島国モルディブのモハメド・アシム外相は16日、日本記者クラブで記者会見し、その後、朝日新聞のインタビューに応じた。同国では中国が首都マレの国際空港の拡張工事を手掛けるなど、経済進出で存在感を増しているが、「日本からの投資も大歓迎だ」と強調した。

 アシム氏はモルディブが「外国投資を呼び込むため、土地保有の規制を緩和した」と指摘。2015年に憲法を改正し、外国人・企業による最大99年間の土地賃貸に加え、大規模な埋め立てを伴う大型投資に対して、無期限の土地所有も一部認めるようになった事情を説明した。

 すでに中国企業などが小島の開発の契約を結び、隣国インドは中国の海洋進出の動きとみて警戒している。アシム氏は「我々は伝統的にインドが第一だが、特に経済分野で中国は重要だ」と語り、両国の間でバランスを取りたい考えをにじませた。(武石英史郎)

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