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 池の水を抜き、池底を天日干しする「かいぼり」。池干しとも呼ばれ、もともとは農業用ため池の設備の保全や泥の排出を目的に行われていた。最近、外来魚駆除など環境保護を目的として行われる例が、関東などの都市部で増えている。こうした「環境型」のかいぼりは、身近な自然を体験し、環境問題について考える場にもなっている。

 今月2日、東京都立和田堀公園(杉並区)にある和田堀池で、かいぼりが始まった。60年ほど前に造成された人工池で、広さ約5200平方メートル。水深は約80センチで、底には落ち葉が大量に堆積(たいせき)している。アオコが発生するなど水質が悪化し、外来魚もいることから、都などの委託を受けた環境NPO法人「生態工房」が実施した。かいぼりが行われるのは池ができてから初めてだという。

 環境学習のために参加した近くの小学生約100人が、「思い切り、どろんこになってね」と促され、ひざの高さまで水が抜かれた池に入った。「キャー、冷たい」「エビがいっぱいだ」などと歓声が上がる。手網をすくうと、モツゴやスジエビなど小柄な在来種が入る。外来種のミシシッピアカミミガメを見つける子もいた。区立松ノ木小4年の阪野侑希君(10)は「生きた魚を近くで見たのは初めて。こんなにたくさんいるなんて」と目を輝かせた。

 池の深みには体長1メートルほどのソウギョや、ライギョ、水質を悪化させるコイなどの大きな外来魚が集まっていた。約70人のボランティアが捕獲し、駆除業者に引き渡した。

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