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 さいたま市立常盤中(山下誠二校長)の創立70周年記念式典が17日、同市文化センターで開かれた。ともに卒業生で、バリトン歌手の吉武大地さん(38)とアカペラグループ「RAG FAIR」の荒井健一さん(38)が駆けつけ、吹奏楽部の演奏に合わせた華やかなハーモニーで祝福した。

 吉武さんと荒井さんは1994年卒の同級生。2人は中学時代がそれぞれテニス部、バレーボール部。卒業後に音楽に目覚めてプロの世界に入り、現在幅広く活躍する。吉武さんは同市の観光大使も務める。

 この日、各学年クラス対抗の合唱コンクールの特別イベントとして、吹奏楽部と有志合唱団がゴスペル風の「ハレルヤ」などを披露。初共演という吉武さんと荒井さんは同部の伴奏で「星に願いを」「民衆の歌」などを熱唱し会場を盛り上げた。トークタイムでは、吉武さんが「今日のこともいい思い出になって、またいつか再会する。一日一日を大切に生きてほしい」、荒井さんは「今日みんなで大事に歌った歌を記憶にとどめて下さい」と在校生924人にエール。最後に全員で校歌を歌って締めくくった。

 吹奏楽部長の佐古桃香さん(2年)は「先輩たちの歌声は楽器に負けない迫力があり、表現力も豊かだった。私たちももっと練習して上手になりたい」と共演を喜んだ。(森厚志)