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 ボクシングのワタナベジムは17日、世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王者の田口良一が国内3例目の王座統一戦を行うと発表した。相手は国際ボクシング連盟(IBF)同級王者のミラン・メリンド(フィリピン)。2団体のベルトをかけて、12月31日に東京・大田区総合体育館で対戦する。

 田口は当初、世界ボクシング機構(WBO)同級王者の田中恒成(畑中)との統一戦を熱望していたが、田中の両目のけがで交渉がストップ。今年5月に八重樫東(大橋)からIBF王座を奪ったメリンドに方向転換した。WBA王座は7度目の防衛戦となる田口は「強い選手に勝って認められたい。勝ち続けて、田中君とも絶対にやる」と意気込みを語った。

最強を証明へ

 ライトフライ級は日本の「お家芸階級」だ。主要4団体のうち、田口と田中、世界ボクシング評議会(WBC)の拳四朗(BMB)の3人が王座を占める。「内山高志さんや長谷川穂積さん、山中慎介さんは誰もが強いと認めた。井上尚弥君も絶対的。自分もそうなりたい」と田口。2本のベルトを巻くことは、最強を証明する足がかりになる。これまでは慎重な物言いが目立ったが、「今回勝てば、10連続防衛も見える」とも言った。

 国内での統一戦は2012年の井岡一翔―八重樫、13年の亀田大毅―リボリオ・ソリスの2例がある。

 同日は田口と同門でIBFミニマム級王者の京口紘人の初防衛戦もあり、同級3位のカルロス・ブイトラゴ(ニカラグア)と戦う。(伊藤雅哉