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 友情、いつまでも――。県内の同志社出身者が18日、福島県で育てられた桜の苗木を佐賀市水ケ江2丁目の大隈重信記念館に贈呈した。佐賀出身で早稲田大をつくった大隈と同志社大創設者の新島襄の親交が縁で実現した。

 記念館で開かれた贈呈式には同志社校友会県支部の会員や市関係者ら約20人が出席。福井章司支部長から記念館の江口直明館長に苗木が贈られ、その後、敷地内に植えられた。

 同志社大設立に向けて大隈が寄付金を出して協力するなど、両者の親交は深かったという。福井支部長は「早稲田と同志社の縁の深さを思い出せるようないい植樹にしていきたい。これを機にイベントなどを計画していけたら」。早稲田大出身の江口館長は「来館時、桜の成長も見てもらえれば」と話した。

 植樹は、2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた福島県のイメージ回復を願い、同県で育った桜を全国で咲かせる「ふくしまサクラモリプロジェクト」の一環。13年放送の大河ドラマ「八重の桜」の主人公で新島の妻、八重が会津藩出身という縁もあるという。(黒田健朗)