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 6歳の少女が津波で命を落とした場所に、白くかれんな花が咲いた。少女を忘れてほしくない。防災について考えてほしい――。この花を少女の名で商標登録し、あちこちで咲かせる取り組みが広がっている。少女が通った仙台市の球場でも19日、30株の苗が植えられた。

 6年8カ月前、宮城県石巻市の私立日和幼稚園に通っていた佐藤愛梨(あいり)ちゃんは大きな揺れの後、送迎バスに乗せられた。バスは津波にのまれ、火に包まれた。乗っていた園児5人が亡くなった。捜し回った母の美香さん(42)は3日後、黒こげの車体とともに、愛梨ちゃんの姿を見つけた。

 2015年5月、愛梨ちゃんの肖像を使った作品を手がけた芸術家の菅原淳一さん(53)と美香さんが、愛梨ちゃんが亡くなった場所を訪ねると、一帯に白い花をつけた小さな菊を見つけた。「私はここにいるよ、と愛梨ちゃんが言っているようで」。菅原さんは一輪を摘み、自宅に持ち帰った。

二度と災害で子どもの命が失われないように―。菅原さんと美香さんは、人々が防災に思いをはせてくれる方法を思いつきます。

 しおれてしまった花を鉢に埋め…

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