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 東京都国立市のマンション建設をめぐる訴訟で、約4500万円の損害賠償を命じられた元市長の上原公子さん(68)の支援者らが21日、未払いだった遅延金約1400万円を肩代わりして市に弁済した。全国約5千人から寄付があったといい、支援開始から約9カ月で全額支払った。

 2000年、マンションの高さを制限する条例を設けた国立市を相手取って業者が提訴。市の敗訴が確定した後、業者に払った賠償金約3120万円を個人で負担するよう求めて、市が上原さんを訴えた。昨年12月、遅延金を含む約4500万円の支払いを命じる判決が最高裁で確定していた。

 首長個人に責任を負わせるのは不当だとして、上原さんを支持する市民団体などが今年2月、賠償金を肩代わりする基金を発足。5月には元金約3120万円を市に弁済していた。