[PR]

 奈良市登美ケ丘の閑静な住宅街の中に、市松人形の工房がある。創業34年の「工房朋」だ。8年前に父から継いだ森重朋春さん(34)は「人形の無垢(むく)な表情が伝わるよう、1体ずつ思いをこめてつくっています」と話す。

 森重さんの自宅兼工房の棚に、愛らしい顔で並ぶ人形たち。貝殻を砕いてつくる顔料、胡粉(ごふん)を型に流し込んで固め、乾燥させてつくる。表情は彫刻刀で削り出す。顔を紙やすりで磨いたり、髪を整えたり、工程ごとに作業を進める。1体の完成に約3カ月かかる。

 江戸時代からつくられてきたと言われる市松人形。工房では、持ち込まれた着物を使った人形制作も引き受ける。家に代々伝わっていたり、形見として残されたりした着物で依頼されることが多い。

 スタッフは近所に住む主婦ら1…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら