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 大阪府寝屋川市のマンションの一室で、バケツにコンクリート詰めされた乳児とみられる4人の遺体が見つかった事件で、府警は21日未明、このうち1人の遺体を遺棄したとして、住人のアルバイト斉藤真由美容疑者(53)を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 捜査1課によると、斉藤容疑者は1992~97年ごろに死亡した乳児の遺体を当時住んでいた同市内の自宅に放置した後、2015年夏ごろ~今年11月20日、現在住んでいるマンションの一室に移し、同室の押し入れの中に遺棄した疑いがある。同課は斉藤容疑者からさらに詳しい経緯を聴くとともに、死産だったのか、生後に乳児を死なせたのかを慎重に調べる。

 斉藤容疑者は10代の息子と2人暮らしで、15年夏に現場のマンション3階の部屋に入居したという。20日午前9時半ごろ、同市内の交番を訪れ、「子ども4人を産み落とした。バケツにコンクリートで埋めて家に置いている」と申告した。寝屋川署員が調べたところ、部屋の押し入れの段ボール箱から、コンクリートが詰められたバケツ一つが見つかり、ほかにも段ボール箱3個が置かれていた。

 府警はAi(死亡時画像診断)と呼ばれる技術で中身を調べ、段ボール箱3個の中にもバケツがあり、計四つのバケツにいずれも乳児とみられる人骨が1人分ずつ入っているのを確認した。