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 政府は21日、北米原産の肉食魚「アリゲーターガー」を、特定外来生物法に基づく特定外来生物に指定することを閣議決定した。ガー科の全種とその交雑種は来年4月から国の許可を得ずに輸入や販売、飼育ができなくなる。

 アリゲーターガーは米国やメキシコが原産。稚魚は15センチほどだが、最大約3メートルまで成長する。ペットとして飼えなくなり捨てられたとみられる個体が、東京、大阪、兵庫の川や名古屋城外堀など各地で見つかり、在来種を食べるなど、生態系に影響を及ぼすおそれがあると懸念されていた。

 マキシムスマルバネクワガタなど大型のマルバネクワガタ属10種や、幼虫がサクラなどの木の内部を食べるクビアカツヤカミキリ、鳥類ではシリアカヒヨドリとヒゲガビチョウなど計14種も特定外来生物に指定され、来年1月15日から飼うことなどが原則できなくなる。(戸田政考)