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 トヨタ自動車は21日、操縦者が自らの分身のように操れる新型ロボットを開発したと発表した。現時点で商品化の予定はないが、医療や介護の現場に加え、建設現場や被災地、宇宙空間での利用も視野に入れる。

 高さ1・54メートル、重さ75キロ。操縦者が、有線でつながる専用装置に乗り込んで手足を動かすと、それを滑らかに再現する。ロボが物を持ち上げると、重みは操縦者に伝わる。29日に東京ビッグサイトで始まる国際ロボット展で披露される。

 名前は、ヒト型ロボットの第3世代を意味する「T―HR3」。2005年の愛知万博に向けて開発した第1世代はトランペットを、07年の第2世代はバイオリンを演奏し、いずれも指先の器用さが特徴だった。(山本知弘)