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 インドネシア・バリ島北東部のアグン山(3031メートル)が21日午後5時5分(日本時間同6時5分)、噴火した。国家防災庁が発表した。同山が最後に噴火したのは1963~64年にかけてで、今回は半世紀ぶり。小規模にとどまっており、同日夜時点で島南部の国際空港の運航に影響は出ていない。

 同庁によると、高さ700メートルまで上がった噴煙は火口から東へ流れており、溶岩の流出は確認されていない。同庁は半径6~7・5キロの範囲に住む住民に避難を呼びかけている。国際空港は同山の南西約60キロにあり、同島の産業を支える観光には影響はでていない模様だ。

 同山は火山性地震が9月に急増し、噴火の警戒レベルが同22日に最大の4に。一時は約14万人が避難したが、10月29日にレベル3に引き下げられ、多くの住民が帰宅していた。前回の噴火では1千人以上が犠牲になった。(ジャカルタ=古谷祐伸)

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