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 フィギュアスケート女子で来年2月の平昌(ピョンチャン)五輪の金メダル最有力候補、エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が、右足甲を負傷し、3連覇がかかるグランプリ(GP)ファイナル(12月7日開幕、名古屋市)を欠場する可能性が出てきた。ロシア連盟が21日、発表した。

 ロシア連盟の公式ホームページによると、メドベージェワは10月中旬に右足甲に痛みを感じ、骨にひびがあることが判明。同月20~22日のGPシリーズ第1戦ロシア杯は痛み止めを飲んで出場して優勝した。今月12日まで大阪市で開催されたシリーズ第4戦NHK杯で、ショートプログラム(SP)の演技後に状態が悪化したという。フリーはさらに強い痛み止めを飲んで出場し、演技冒頭のジャンプで転倒して精彩を欠いたが、優勝してGPファイナル進出を決めていた。

 NHK杯後の精密検査でも、右足の骨にひびが入っていた。現在は患部をギプスで固定しているという。メドベージェワは「最悪のシナリオだと、医師は私が日本に行くことを禁じるだろう。私はけがで試合を欠場したことはない。私はそれを望まない」とコメントし、GPファイナルへの出場に意欲を見せている。

 メドベージェワは世界選手権2連覇中で、SP、フリー、総合ともに世界最高得点を持っている。

 また、ロシア連盟の公式ホームページによると、昨季GPファイナル3位のアンナ・ポゴリラヤ(ロシア)がシリーズ最終第6戦スケートアメリカ(24~26日)を欠場する。

 シリーズ上位6人が出場できるGPファイナル女子は、スケートアメリカを残してすでに5人が出場を決めており、日本勢は樋口新葉(東京・日本橋女学館高)が出場の可能性を残している。(前田大輔