【動画】倉敷藤花戦でタイトルを防衛した里見香奈・女流五冠=佐藤圭司撮影
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 将棋の女流タイトル戦の一つ、第25期大山名人杯倉敷藤花(くらしきとうか)戦(岡山県倉敷市など主催)の三番勝負第2局が26日、倉敷市で指され、里見香奈・倉敷藤花(25)が挑戦者の伊藤沙恵(さえ)女流二段(24)に121手で勝ち、2勝0敗でタイトルを防衛した。

 里見が倉敷藤花を獲得するのは、3期連続通算8期目。将棋界にある六つの女流タイトルのうち、里見は女流王座、女流名人、女流王位、女流王将、倉敷藤花を併せ持つ五冠を堅持した。残る一冠は、マイナビ女子オープンを制すると獲得できる「女王」で、現在のタイトル保持者は加藤桃子女王。

 終局後、里見は「今日は地元(島根県出雲市)から両親も来てくれた。(防衛できて)ホッとしています」などと話した。

 里見女流五冠は、男性棋士と同じ条件で戦う「棋士」を目指し、プロ棋士養成機関「奨励会」に入会し、最終関門の「三段リーグ」に所属している。三段リーグは現在36人が参加。約半年がかりで18局指し、上位2人が棋士になれる。三段リーグには年齢制限があり、原則、26歳までに棋士になれなければ退会となる。来年3月、26歳になる里見の今期三段リーグの成績は現在、3勝3敗。(佐藤圭司)

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