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 犯罪被害者への支援を広げるための犯罪被害者支援フォーラムが23日、宮崎市であった。東京都世田谷区で妹一家4人を亡くした入江杏さん(60)=東京=が講演し、「犯罪被害者だけでなく、誰の心にも悲しみの種はある。悲しみを受け止められる社会になってほしい」と願いを込めた。

 2000年12月31日、隣に住む妹夫婦と、その娘にいなちゃん(当時8)、息子礼君(当時6)が何者かに殺害されているのが見つかった。犯人はまだ捕まっていない。

 入江さんが、大切な人を亡くした人を支援する活動「グリーフサポート」に関わるようになったきっかけは、事件後「心の転換点となった」というにいなちゃんが描いた絵だった。にいなちゃんの担任の先生から手渡されたのは、小学2年の国語の教科書に出てくるモンゴル民話「スーホの白い馬」の絵。羊飼いの少年スーホが、傷ついた白い子馬を抱き上げて助けた情景が描かれていた。

 最初は「私はスーホになれなか…

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