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 「尾木ママ」の愛称で親しまれる教育評論家の尾木直樹さん(70)が28日、長野市の若里市民文化ホールで「いのちを尊ぶ社会をめざして」と題して講演会を開く。認定NPO法人「長野犯罪被害者支援センター」の主催で、昨年1月に発生した軽井沢町のスキーツアーバス転落事故の発生から現在にいたるまでの思いなどを語る。

 事故は昨年1月15日未明、国道18号(碓氷バイパス)の入山峠付近で発生した。乗客・乗員41人を乗せた大型バスが対向車線を横切り、ガードレールを押し倒して道路脇の崖下に転落。19~22歳の大学生13人と運転手2人の計15人が死亡した。

 尾木さんは中学や高校、大学の教員として約44年間教壇に立ち、現在は法政大学の特任教授。事故当時、バスの車内には同大で受け持っていた自らのゼミの学生10人が乗車しており、このうち4人が亡くなった。

 講演会は午後1時半から同3時半まで(開場は同1時)。県警音楽隊によるコンサートもある。入場は無料で定員は600人。会場では整理券を交付する。問い合わせは、長野犯罪被害者支援センター事務局(026・233・7848)まで。(鶴信吾)