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 北陸の工芸を国内外に発信する「国際北陸工芸サミット」の公募企画「U―50国際北陸工芸アワード」で、立山町の和紙職人、川原隆邦さん(36)が、35カ国の作品403点の中から最優秀賞(賞金200万円)を受賞した。23日に高岡市関本町の瑞龍寺で授賞式があった。川原さんは「うれしい。受賞をきっかけに和紙をどんどん世界に出していけたら」と話していた。

 受賞作品「四次元展開図」は、縦約64センチ、横約94センチ、重さわずか2グラムの極薄和紙33枚をずらして重ね、四神(玄武、青龍、朱雀、白虎)を透かしで浮かび上がらせる。「動きのあるもの、透過性を表現したかった」と川原さん。

 今後の工芸について川原さんは「作品は人が作るもの。従事者がより豊かな生活ができて、豊かな環境で制作できることが大事」と話した。(高億翔)