北斎の「大だるま絵」200年ぶりに再現 名古屋

吉本美奈子
【動画】120畳の和紙に即興で「大だるま」を描く北斎大だるま絵プロジェクト=吉本美奈子撮影
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 名古屋市中区本願寺名古屋別院(西別院)で23日、江戸時代浮世絵師・葛飾北斎が描いた「大だるま絵」を再現する催しがあった。同院の開創300年記念行事の一環で、愛知県立芸術大や名古屋市博物館の協力で実現した。

 北斎が200年前にこの寺で120畳の大きさの和紙に描いたことにちなんだ。実物は第2次世界大戦で焼失したが、記録を元に、雨に強い和紙に米俵5俵分のわら筆などを使い、なるべく忠実に再現した。

 時折小雨が降り、強が吹く中、約2時間で絵は完成。乾燥後に本堂前につるされ、観客から拍手と歓声がわき上がった。(吉本美奈子)