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 柳川藩祖の立花宗茂(むねしげ)が身につけ、家臣に譲ったとされる、安土桃山時代の鎧(よろい)の袖の一部が見つかった。宗茂が家臣を大事にしたことを伝える逸話に登場してくる袖とみられるという。12月から福岡県柳川市で開かれる特別展で展示される。

 発表した柳川古文書館(柳川市)によると昨年10月、柳川市の小野硯一郎さんが東京に転居する際、自宅で鎧を保管してある木製の箱にしまっていた袖の一部を同館に寄贈。市史専門研究員の植野かおり・立花家史料館長と日本甲冑(かっちゅう)武具研究保存会副会長の西岡文夫さんが調査、鑑定した。小野家の先祖・小野成幸は宗茂の家臣という。

 袖は「金白檀塗色々威壺袖(きんびゃくだんぬりいろいろおどしつぼそで)」。長さ30センチ、幅は肩に近い部分で27センチ、先端が23センチと若干細くなる。重さ720グラム。七段重ねの鉄板は金箔(きんぱく)がほどこされ、その上から漆が塗られている。紫、紅、白、紫、紅、白の順に糸でつながれている。立花家の家紋である「杏葉紋(ぎょうようもん)」の金物がつく。

 宗茂の袖である確証は二つあるという。古文書館の白石直樹学芸員によると「袖を所有していた小野家でも、宗茂から賜ったものであるとの話が代々伝わっていた」という。古文書館の史料には、立花家でも道具の管理台帳に、小野家に授けたという記述が残る。

 もう一つは、朝鮮出兵での戦い…

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