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発達障害の15歳、焙煎職人に 才能をいかす「職」とは

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宮坂麻子
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 発達障害の子どもの将来の「職」をどう見つけたらいいのか――。勤労感謝の日の23日、首都圏の小学5年~中学2年の発達障害児らと保護者、約90人が目黒区内のキャリア教育イベントで考えた。体験を語ったのは、15歳でコーヒー豆焙煎(ばいせん)の仕事に取り組む発達障害の少年と両親で、「できないことではなく、できることに目を向けた」と紹介した。

 発達障害の子どもの教室などを全国95拠点で展開する「LITALICO」(本社・東京都目黒区)の「りたりこジュニア」が、5月から始めたキャリア教育講座の関連イベント。

 ゲストは、群馬県の岩野響さん(15)と両親の開人(はるひと)さん(39)、久美子さん(37)。響さんは10歳で広汎(こうはん)性発達障害と診断され、中学は不登校になったが、味覚と臭覚の鋭さを生かし、関心を持ったコーヒー豆を焙煎(ばいせん)して売る店を開いた。

 両親は、響さんが不登校になった後、自宅で家事の手伝いをさせてみた経緯などを紹介した。開人さんは「それでは世の中で通用しない。学校の中で普通でいい。どうすればできないことができるのかということばかり考えた」と当時の葛藤を明かした。

 自営業になり、不登校の響さ…

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