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 大相撲九州場所(福岡国際センター)は26日、幕を閉じた。前日に40度目の優勝を飾った横綱白鵬は千秋楽の取組後に行われた優勝インタビューで、横綱日馬富士の暴行問題に関して謝罪した。一方で、日馬富士と被害者の貴ノ岩を再び土俵に立たせたいという希望も口にした。優勝インタビューの内容は次の通り。

     ◇

 ――前人未到の40度目の優勝を飾った。感想は

 「その前に、この場を借りて。場所中に、水を差すようなことになり、全国の相撲ファンに、力士を代表しておわびしたい。私は、15歳で来日し、62キロの少年がここまで来るとは、誰も思っていなかったと思います。そして、相撲の神様、この国の魂に認められたから、この大台、40回(の優勝)があるんじゃないかと思います。この土俵の横で誓います。場所後に真実を話し、うみを出し切って、(暴行問題の当事者である)日馬富士関と貴ノ岩関を、再びこの土俵に上げてあげたいと思います」

 ――今場所、どういう風に土俵に集中したのか

 「ふう……。本当に、心と体が疲れました。一番一番やりぬきました」

 ――25日に優勝。千秋楽の今日は、仕切りで豪栄道とにらみ合う場面もあった。どんな思いだったのか

 「豪栄道関が気合が入っていたので、負けないようにと思ってやりました」

 ――終盤には、八角部屋の2人が追いかけてきた

 「途中から八角部屋の力士にやられるんじゃないかと思いましたけど、本当によくがんばったんじゃないかなと思います」

 ――今年は2場所休場したが、終わってみれば年間最多勝だった

 「3月(春場所)、秋場所を休場して、けがもあり……。今年は色々なことをやりました。断食に励んだりヨガをやったり、本当に自分を追い込んで。稽古はうそをつかないな、と改めて思った1年です」

 ――どうしてそこまで自分を追い込めたのか

 「父が1964年の東京五輪に来ていますから、(2020年の)東京五輪までがんばれ、という思いです」

 ――今年は名古屋場所で通算白星の記録を塗り替え、40度目の優勝も果たした。数字の上で次に目標にしているのは

 「ぱっと頭に浮かんでいるのは、幕内1千勝。目標にがんばっていきたい」

 ――最後に、相撲ファンへ

 「年6回の最後の場所で、この後は後援会のみなさんと万歳するが、会場の皆さんと万歳をしたいと思います。1年間、本当にありがとうございました。来年も大相撲をよろしくお願いします。万歳! 万歳! 万歳!」

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