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 日本航空機内で客室乗務員2人を蹴り、けがを負わせたとして、警視庁は乗客だった無職会田芳稔容疑者(70)=埼玉県鴻巣市松原1丁目=を傷害と航空法違反の疑いで逮捕し、27日発表した。会田容疑者は「弁護士と話すまで、話さない」と述べ、調べに応じていないという。

 東京空港署によると、会田容疑者は8月2日、青森空港発羽田空港着の日航150便に搭乗。同便が羽田に着陸した同日午後9時半すぎ、座席のベルトを着けていないことを注意した女性客室乗務員(31)のすねなどを蹴り、さらに航空法に基づいて手足を拘束しようとした別の女性客室乗務員(24)の腰を蹴り、2人にそれぞれ2~3週間のけがを負わせた疑いがある。

 会田容疑者は当時、酒に酔っており、客室乗務員に大声で「主席(機長)が操縦したのか」などと詰め寄っていたという。署は事件当日、会田容疑者をいったん保護したが、客室乗務員2人の診断書の提出などを受けて改めて捜査を進めていた。