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 27日午前11時55分ごろ、京都市左京区の平安神宮で、警備員の男性から「イノシシが出た」と110番通報があった。平安神宮の本殿内を走り抜けた後、京都御所(同上京区)や二条城(同中京区)の周辺までの約3キロを走り回り、観光客らが逃げて騒然とした。

 京都府警や京都市消防局によると、イノシシは平安神宮前で50代後半の男性に後ろから体当たりした。男性は転倒し、腕を骨折したとみられるという。ほかにも複数のけが人がいるとの情報がある。イノシシは午後0時半ごろ、二条城の堀に飛び込んで動かなくなったのを警察官が確認した。

 二条城近くでイノシシを見たという50代の会社員男性は「大きさは1メートルぐらい。鼻をけがしていた」と話した。

 京都市中心部の繁華街では、10月1日にもイノシシが出没し、約1時間後に捕獲された。