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 北朝鮮で27日、弾道ミサイルを発射する際に観測されるテレメトリー信号が発信されていた。ソウルの軍事関係筋が明らかにした。具体的にミサイルを発射する兆候は確認できていないが、日米韓は警戒を強めている。

 テレメトリー信号は、ミサイルが飛行している際のデータを送信する電子信号。北朝鮮は過去、弾道ミサイルを試射した際、テレメトリー信号を送受信しているほか、発射前に試験的な送受信も行ってきた。

 ただ、情報衛星などは28日朝の段階で、弾道ミサイルが発射態勢に入っている様子などを確認していないという。

 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は9月21日付の声明で「史上最高の超強硬措置を取る」と表明。李容浩(リヨンホ)外相が「太平洋上での水爆実験」を示唆した。北朝鮮はすでに大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」(射程約1万3千キロ)の改良型の開発を終え、いつでも発射が可能な状態にあるという分析も出ている。(ソウル=牧野愛博)

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