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 埼玉県深谷市の空き家で猫13匹をガスバーナーで焼いたり、熱湯をかけたりして死傷させたとして、動物愛護法違反の罪に問われたさいたま市の元税理士、大矢誠被告(52)の初公判が28日、東京地裁であり、被告は起訴内容を認めた。検察側は「常習性があり、悪質」として懲役1年10カ月を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求め、即日結審した。判決は来月12日。

 被告は公判で、2015年春に転居した自宅の周辺が猫のふんで汚され、インターネットで駆除方法を調べるうち、虐待動画を見るようになったと説明。その後、猫に手をかまれて恨みを募らせ、自らも虐待した動画をネット上に投稿するようになった、と述べた。

 被告は「(ネット上の)虐待動画を見るうちに猫をあやめることへの抵抗感がなくなった。自分の動画を見直し、留飲を下げた」と振り返った。「あやめた猫や動画を見て心を痛めた人におわびしたい」と反省も口にした。(酒本友紀子)