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 NTTドコモは28日、スマートフォンを通信網につなげるために必要な「SIMカード」について、1枚で国内外の通信会社に対応できる世界初の技術を開発したと発表した。2018年にも新サービスを始める予定だ。ドコモのスマホが海外でそのまま使えるようになり、ドコモを通じて海外の通信会社につなぐ今の「ローミングサービス」より安価になるという。

 SIMカードは通信会社が発行し、契約内容や電話番号が記録される。新技術では1枚に最大6社程度の契約情報を書き込める。海外では現地の通信会社に対応したスマホとして使える。12月から日本、タイ、ベトナムで実証実験を行う。

 現在スマホを海外で使うには、現地用のSIMカードに差し替えるかローミングサービスに申し込む必要がある。ドコモの同サービスは現在1日980~2980円(非課税、渡航先や通信量によって異なる)。新技術は長期滞在で通信が多い場合にメリットが出そうだ。(上栗崇)