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 サメや白鳥の剝製(はくせい)、10億分の1の惑星模型――展示物すべてに触れることができる「桜井記念 視覚障がい者のための手でみる博物館」(盛岡市東中野)が、このほど「塙保己一(はなわほきいち)賞」を受賞した。2世帯住宅の2階に所狭しと並ぶ約3千点の標本や模型は、目の見えない人に必要な学びのあり方を静かに示している。

 11月中旬、県立盛岡視覚支援学校5年生の遠野希来々(きらら)さんが、先生に付き添われて博物館を訪ねた。弱視でぼんやりとしか色や形を判別できない。この日は授業で習った椋鳩十著「大造じいさんとガン」に登場する道具や鳥の特徴を学びに来た。

 館長の川又若菜さん(35)はガンと同じ水鳥のカモと幼いハヤブサの剝製を並べ、「水鳥のくちばしは平べったくて丸いけど、猛禽類(もうきんるい)のハヤブサは鋭くとがってるんだよ」。説明しながら遠野さんの手を導いていく。ハヤブサのくちばしに触れた遠野さんは「思っていたより大きい」とつぶやいた。

 収蔵品のほとんどは、昨年79…

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