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 名古屋市教育委員会は、LINE(ライン)などの通信アプリを使い子どもたちからいじめ相談を受け付ける事業を、来年度にも始める方針を示した。SNSを通じて気軽に悩みを打ち明けられるようにし、いじめの早期発見につなげる狙いだ。

 市教委によると、文字でのやり取りは面談や電話に比べて心理的なハードルが低く、相談しやすいという。相談にはカウンセラーなど専門職が対応する。SNSのやり取りを電話や面接での相談につなげ、いじめの解決に役立てる考えだ。この日の市議会本会議で高木善英氏(減税日本ナゴヤ)の質問に、杉崎正美教育長が「一人で悩みを抱え込まず、まずは誰かに相談できる環境を整えることが重要だ」として、こうした方針を答弁した。

 LINEを使った悩み相談は長野県教委が9月に実施した。2週間で寄せられた相談は547件で、昨年度1年間の電話相談件数の2倍を超えたという。