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 相撲界を揺るがした暴行問題で、日馬富士(33)が17年の相撲人生に幕を引いた。29日の会見で頭を深々と下げた横綱。詳細が語られない中での引退に、ゆかりの人や母国モンゴルから惜しむ声が上がる一方、絶えぬ暴力への視線は厳しい。捜査を進める鳥取県警は来週中にも傷害容疑で書類送検する方針だ。

 日馬富士が引退を決め、横綱を知る人たちの間には無念の思いが広がった。

 「非常にまじめで、知的好奇心がとても強い人だった」。法政大学大学院の岡本義行教授(70)はそう話す。

 日馬富士は2014年4月、モンゴルの経済や教育を研究したいと同大学院に入学。本場所や巡業がないときは、平日夜と土曜の授業によく出席していた。年2回ほどの宴席にも顔を出し、学生との写真撮影にも応じた。「相撲に集中したい」と今年3月に退学したが、問題発覚後、岡本さんが「大変だね」とメールすると「がんばります」と返信があったという。「知的で気遣いのできる横綱が、なぜこんなことになったのか。非常に残念です」

 日馬富士が18歳からトレーニングに通うエンドウジム(東京)の遠藤光男会長(75)は「暴力はいけないが、ここで引退とは残念で、悔しい」とかみ締めるように語った。通い始めた頃の体重は85~90キロ。「筋肉で体重をつけよう」という遠藤さんのアドバイスを受け、多いときは週3回通って体を鍛えた。

 ラジオで引退のニュースを聞い…

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