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 教育関係者からの政治献金が目立ったのは元文科相の下村博文氏だった。2014~16年の3年間に私立学校関係者からの寄付が119万円で、そのほか塾や予備校関連から480万円。専門学校関連などもあわせると909万円あった。

 下村氏を応援する「東北博友会」の会長でもある常盤木学園(仙台市)の松良千広理事長は、16年に12万円を寄付した。政界入りする前は塾経営者だった下村氏と、日本青年会議所(JC)の教育部会で知り合ってからの付き合いという。

 松良氏によると、下村氏の寄付者はJC時代の仲間も多く、下村氏側から毎年、手紙で寄付の依頼が届くという。

 塾などからの献金について、文科省の政務三役経験者は「大学入試制度改革が進めば入塾者が増える。事前に情報がわかれば準備もできる。そうした期待を抱く関係者もいる」と語る。

 下村氏の事務所は取材に、「政治家は支援者の方々から浄財を頂き、自ら信じる政策信条を具現化していく」などとコメントした。(坂東慎一郎、滝口信之、矢島大輔)