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 日本相撲協会は30日、東京・国技館で理事会を開き、九州場所(福岡国際センター)で、横綱としての品格を損なう言動があったとして、白鵬(32)に対し、厳重注意したと発表した。協会の八角理事長(元横綱北勝海)が同日、国技館で口頭で直接注意し、白鵬は謝罪したという。

 白鵬は九州場所11日目の22日、関脇嘉風との結びの一番で初黒星を喫した後、土俵下で右手を挙げて立ち合い不成立をアピール。1分以上、土俵に上がらず、勝負後の礼をしない前代未聞の行動をとった。

 また、千秋楽の土俵わきで行われた優勝インタビューの中で、横綱日馬富士の暴行問題に触れ、「日馬富士関と(殴られたとされる)貴ノ岩関を、再びこの土俵に上げてあげたいと思います」などとファンに訴えた。さらに、観客に呼びかけて万歳した。

 これに対し、横綱審議委員会の北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)が翌27日、「そういうことを言うのは横綱としておかしいのではないか」と苦言を呈していた。

 日馬富士は29日、暴行問題の責任を取り、現役引退を表明した。