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 公民館の編み物教室から誕生した会社が、この秋、地元百貨店との取引を始めた。「フェアアイル」と呼ばれる英国の高級編み込みセーターが看板商品だ。ニッター(編み手)は全員が60歳を超えた女性で、最年長は92歳。本国でも機械編みが主流になる中、熟練した手編みの技が高い評価を得ている。

 会社名は「メロディアスハンズ」。社長の伊東嘉子さん(70)がデザインを、妹の友子さん(68)が技術を担当し、静岡県島田市の公民館で30年前から教室を開いてきた。編み手の多くがその時の生徒で、66~92歳の10人だ。

 最初は趣味のボランティア活動だった。東日本大震災の被災地にネックウォーマーを送ったり、作品展の会場に募金箱を置いたり。一歩進んだのは昨夏。毛糸業者から「フェアアイル模様の見本帳を出版するので協力してほしい」と持ちかけられた。この年の秋に出版された本に自分たちの手で作った編み地が多数掲載され、自信がついた。

 伊東さん姉妹は市の産業支援セ…

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