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 米ホワイトハウスのサンダース報道官は30日の記者会見で、トランプ政権がティラーソン国務長官の更迭を調整しているという米メディアの報道について、「トランプ大統領と国務長官は引き続き、一緒に働いている」と否定した。ただ、米メディアは数週間以内に更迭が実施されると伝えており、トランプ氏の対応が注目される。

 米メディアは同日、ケリー大統領首席補佐官が、ティラーソン氏を更迭し、後任に中央情報局(CIA)のポンペオ長官をあてる人事計画を練っていると一斉に報じた。いずれも複数の政府高官からの情報という。

 これに対し、トランプ氏は同日、バーレーン首脳との会談前、記者団からティラーソン氏更迭の意向を問われ、「彼はここにいる」と発言。ホワイトハウスのサンダース報道官は記者会見で「大統領の信頼を失えば、誰もここにいられない。大きな仕事を成し遂げるため、懸命に働いている」と報道を否定した。

 米メディアによると、ティラーソン氏はイラン核合意をめぐるトランプ氏の対応に不満を募らせて辞任を検討。会議の場でトランプ氏を「バカ」と呼んだとされるなど関係が悪化。北朝鮮問題でも対話路線を探るティラーソン氏に対し、トランプ氏が「時間の無駄」と批判したこともあった。(ワシントン=土佐茂生)

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