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 高校と大学の教員らでつくる「高大連携歴史教育研究会」が先月発表した高校歴史教科書の用語精選案で、坂本龍馬が「歴史上の役割が大きくない」として削られたことについて、高知県の尾﨑正直知事は1日の定例記者会見で「歴史上の役割はきわめて大きい。ぜひ残してほしい」と述べた。

 坂本龍馬は土佐藩出身の幕末の志士。薩長同盟のあっせんなどに奔走し、1867(慶応3)年に京都・近江屋で暗殺された。1960年代に書かれた「竜馬がゆく」(司馬遼太郎作)など、小説やドラマでたびたび生涯が描かれている。

 尾﨑知事は「最初に歴史に興味を抱かせた人物は坂本龍馬という人は多い。より手厚く取り上げて、歴史が面白いと思う人を増やしていくことも一つの考え方ではないか」と話した。(長田豊)