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 ロシアとトランプ米大統領との関係を巡る「ロシア疑惑」を捜査するマラー特別検察官は1日、マイケル・フリン前大統領補佐官を連邦捜査局(FBI)への偽証の罪で訴追したと発表した。フリン氏は同日、ワシントンの連邦地裁に出廷。罪を認め、司法取引でマラー氏に捜査協力をしているとみられる。

 訴追資料によると、フリン氏は昨年12月22日と29日に駐米ロシア大使と交わした会話について、FBI捜査官にうその説明をしたという。司法取引に応じたフリン氏が特別検察官に情報を提供しているとみられ、ロシア疑惑の捜査の進展に役立つ可能性もある。

 フリン氏は政権発足前の昨年12月29日、駐米ロシア大使と複数回電話。オバマ前大統領が科した対ロシア制裁などについて協議したとされる。フリン氏は、ロシア政府系メディアやロシア系企業から講演料名目で多額の報酬を受け取っていたことも分かっている。

 ロシア疑惑を巡っては、マラー氏は10月、大統領選のトランプ陣営のマナフォート元選対本部長やパパドポロス元外交顧問ら3人の訴追を発表している。

 パパドポロス氏はフリン氏と同様にFBI捜査官に偽証したとして訴追されたが、司法取引でマラー氏の捜査に協力している。(ワシントン=杉山正)

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