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 河野太郎外相は2日、就任後初めて沖縄を訪問した。会談した沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事は、日米地位協定の抜本的な見直しのほか、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設断念などを求めたが、河野氏は具体的な回答は示さなかった。

 報道陣に公開された会談の冒頭で、翁長氏は、元米軍属による殺人事件や、11月に米兵が酒気帯び運転の疑いで逮捕された交通死亡事故に抗議。「米側に裁量をゆだねる『運用の改善』では不十分」として地位協定の抜本見直しを求めた。県によると、河野氏は「改善できることはしていきたい」と述べるにとどまり、辺野古問題については明確に言及しなかったという。

 河野氏は、在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官とも会談。米軍関係の事件事故について「しっかり対応していくことが在日米軍の安定駐留に不可欠だ」と再発防止の徹底を求めた。(山下龍一)

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