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 沖縄県名護市辺野古沖のジュゴン保護を求め、米国で争われている「ジュゴン裁判」が、来年5月、カリフォルニアの連邦地裁で公開で審理されることになった。サンフランシスコの控訴裁判所が今年8月、原告の主張の一部を認めて連邦地裁に審理を差し戻していた。

 米側原告で、数多くの環境保護裁判を起こしている全米屈指の環境NGO「米生物多様性センター」と、日本側原告の「日本環境法律家連盟」の代表が沖縄を訪れ、明らかにした。

 ジュゴン裁判は、米軍普天間飛行場の移設先である辺野古の沖に生息するジュゴンの保護を求め、米国防総省を相手取って提訴された。

 原告側が差し戻し審でカギになるとみているのが、米国家歴史保存法だ。この法律は、米国外の文化財についても、悪影響を避けたり、緩和したりする義務を米国政府に課している。日本の文化財保護法に相当し、文化財保護法で天然記念物に指定されているジュゴンは、米国家歴史保存法の保護対象となる。

 原告側は、辺野古の基地建設が沖縄のジュゴンに影響を与えていると主張。基地建設は日米両政府の共同行為であることから、米政府が米国家歴史保存法に違反していることの確認と、工事を止めるために、米側が日本政府に出す辺野古沿岸部への立ち入り許可の差し止めを求めている。

 米国家歴史保存法は、関係者間…

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