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 推理型のカードゲームや陣取りのボードゲームなど「アナログゲーム」が人気を呼んでいます。実際に顔をつきあわせて楽しめるのが魅力です。家族や友達で集まる機会が多い年末年始に盛り上がってみてはいかが。

 大阪・日本橋のアナログゲーム専門店「キウイゲームズ」の棚には、国内外のアナログゲームが約2200種類並ぶ。販売だけでなく、店内で遊べるようにしている。

 子供が楽しめるゲームも多い。たとえば、「キャプテン・リノ」は、「壁カード」を折り曲げて立て、その上に「床カード」を載せる作業を繰り返し、ビルを建てるゲームだ。高くなればぐらぐら揺れ、スリルもあって盛り上がる。一緒に遊ぶ人たちの表情を見ながら、手で組み立てるというスマートフォンのゲームにはない部分が新鮮だととらえられているようだ。

 キウイは2011年9月にオープン。代表の山崎隆幸さん(42)は「数年前から今までアナログゲームに触れてこなかった人たちが来るようになった」と話す。今では来客が月300人を超えるほどで、開店当時の1・5倍という。

 アナログゲーム好きが集まる「ゲームマーケット」が年3回あり、5月にあった東京ビッグサイトでの来場者は1万3千人。5年前の3・5倍だ。キウイのように実際に遊べる店も各地で次々と誕生している。

 アナログゲームはドイツなどからの輸入品が多かったが、最近は日本のメーカーも増え、新作も続々と出ている。人気があるのはルールが簡単で繰り返し遊べるタイプだ。

 初心者が選ぶコツはどんなことだろう。東京を中心にイベントなどでゲームを紹介しているあだちちひろさんに聞いた。「2人で遊ぶことが多いなら2人専用のゲームもあるし、大人数用のパーティーゲームもたくさんある。この人数だったらどんなゲームが合うかなと考えると、いろんなゲームが楽しめます」(中島嘉克)

カレー鍋に、どこまで

 JELLY JELLY GAMESのカードゲーム「ギリギリカレー」は10月に発売。参加者は鍋カードにタマネギやエビなどの具材カードを足していき、極限まで増やした人が勝ち。鍋によって入れられる具材の数が異なるが、伏せられているため、見極めが重要だ。2~5人用。2千円。

探偵・犯人 化かし合い

 すごろくやの「犯人は踊る」は、トランプのババ抜きに似たカードゲーム。「探偵」カードの持ち主が「犯人」カードを持つ人を当てれば勝ちで、犯人は逃げ切れば勝ち。全員が手札を回す「情報操作」や、犯人であることを隠せる「アリバイ」など様々なカードがある。3~8人用。1200円。

謎の遺跡、協力し探検

 ホビージャパンの「狂気山脈」は、参加者が協力し合うゲーム。南極にある謎の遺跡で、物資や武器などの手札を相談して出し合い、探検を進める。ただし「五七五調でしか話せなくなる」などの「狂気カード」があり、途中から相談や協力が難しくなっていく。3~5人用。5千円。

初心者向け、物語作り

 アークライトの「のびのびTRPG ザ・ホラー」は、初心者向けでカードとサイコロを使ってみんなで物語を作っていく。「街がゾンビでいっぱいに」「家族が失踪」などの導入用カードで始める。選ぶ職業によって持つ力が違い、協力して問題をクリアしていく。1~5人用。3500円。

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 キウイゲームズの人気ランキングから選びました。金額は税抜きの店頭価格

キウイゲームズの販売ランキング

①ギリギリカレー(JELLY JELLY GAMES) 2000円

②犯人は踊る(すごろくや)               1200円

③狂気山脈(ホビージャパン)              5000円

④のびのびTRPG ザ・ホラー(アークライト)     3500円

⑤カタン スタンダード版(ジーピー)          3800円

⑤ラブレター(アークライト)              1850円

⑦ナンジャモンジャ・ミドリ(すごろくや)        1296円

※10月19日から1カ月間の販売数の上位。かっこ内はメーカー。金額は税抜きの店頭価格(きりとりトレンド)

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