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 「日本人はメディアも含めてタイムを意識し過ぎ。それ以上に意識すべきところがあるのかな、と思う」。第71回福岡国際マラソン選手権(朝日新聞社など主催)で日本歴代5位の2時間7分19秒で3位に入った大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)がレースから一夜明けた4日、今後も記録より勝負に主眼を置いてマラソンに取り組む考えを語った。

 前日のレース後は、日本陸連の瀬古利彦・マラソン強化戦略プロジェクトリーダーが、日本記録(2時間6分16秒)の更新の可能性にも言及したが「意識していない。瀬古さんもそうだったと思うが毎回、毎回、先頭争いをすることが目指すべき姿だと思う」と話した。今後については「身体的、精神的な疲労をとってから考え始めたい」。

 福岡国際への出場も、世界記録ペースでレースが流れる東京やベルリンなどよりも「優勝争いに絡むことができる」が理由だった。初マラソンのボストンに続いて3位に食い込み、その勝負勘がさらなる飛躍を生みそうだ。(堀川貴弘)