[PR]

 玉東町の木の葉猿窯元で来年の干支(えと)・戌(いぬ)の置物づくりがたけなわだ。県の伝統工芸品となっている郷土玩具「木の葉猿」と同じく、型を使わずに粘土を手ひねりでこしらえる素朴な味わいに人気があるという。

 7代目の永田礼三さん(80)と三女の川俣早絵さん(37)が、日本犬をモデルに1個ずつ手で形を作っていく。素焼きの後、絵付けをするのは妻、英津子さん(74)の仕事。木の葉猿と同じ、群青(ぐんじょう)と赤の丸い模様が鮮やかだ。

 干支の置物づくりは1986年に始まった。今が制作の最盛期で、来年1月までに大500個、小2千個をこしらえるという。大2600円、小1千円。熊本市の県伝統工芸館やデパート、玉名市のホテルで販売している。問い合わせは窯元(0968・85・2052)へ。(尾立史仁)