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 経営難の東芝が先月中旬、突如公表した6千億円の巨額増資。公表資料に並ぶ世界中のファンドを束ねたのは米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)だ。債務超過を回避するため増資を模索した東芝には日本の証券大手も提案していた。しかし世界中から資金を集める力はなく、仕事をさらわれた。

 「あんな提案はGSにしかできない。悔しいが、歯が立たなかった」。東芝が11月19日に公表した資料を見た金融大手幹部はつぶやいた。資金の出し手は60もの投資ファンド。税優遇があるカリブ海のケイマン諸島に置かれるファンドが大半だ。ファンドへの資金の出し手は、企業に厳しい意見を突きつける米系の「モノ言う株主」や、政府系ファンド、個人の富裕層、年金基金など多彩だ。

 GSがまとめたのは、「第三者…

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