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 古代から近代の由緒ある文化財を相模湾岸の高台に展示し、四季の節目の陽光を取り込むアート施設が小田原市江之浦(えのうら)に誕生した。「江之浦測候所」と称し、人類の歩みと文明の再生を探究する。開館後、初めて迎える冬至の22日、日の出の赤い光がトンネルを通って展示物の巨石を照らし、海に向かって設けられたガラス舞台が光り輝く。

 米ニューヨークを拠点に活動する現代美術作家の杉本博司さん(69)が構想を実現。「時代は成長の臨界点に至り、アートは表現すべき対象を見失った」と憂慮する一方、「冬至は命の再生を象徴する。古代人のように天空を測候することはアートの起源。そこに未来へ通じる糸口が開いている」と語る。

 10月に開館し、展示区域は約1万平方メートル。長さ約70メートルのトンネルは海に面する開口部が冬至の日の出の方角へせり出し、日の出の光を取り込むと、陸側の開口部前に置かれた巨石に赤みを帯びた光が浮かぶ。

 施設を建設中の昨年の冬至にそ…

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