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 来年度から小学3、4年生で英語(外国語活動)の授業が始まることに備え、文部科学省は8日、新たな教材「Let’s Try!」を公表した。教材は英語を聞いたり、話したりすることに慣れて関心を持ってもらい、高学年以降の本格的な学習につなげる狙い。動物や文房具など、子どもに身近な題材のイラストをふんだんに盛り込んでいる。

 教材は3年向けと4年向けで1冊ずつ。3年は「あいさつ」「好きな物」などをテーマに英語で簡単なやりとりをしてもらうほか、アルファベットを紹介。4年では食べ物や文房具、学校などに関わる単語が登場し、短い文を読むページも出てくる。

 外国語活動は現在、小5と小6が習っているが、2020年度から始まる新たな学習指導要領では小3、小4に前倒しされ、小5からは英語(外国語)が教科として教えられる。18~19年度の2年間は移行期間となり、小3、小4では年間15コマずつ「外国語活動」の授業が始まる。教科ではないため教科書がなく、文科省が教材を作成した。

 教材は現在の小5、小6年生が使っている「Hi, friends!」より、ゲーム色を薄めているという。文科省は冊子に対応した音声や動画などのデジタル教材もつくっており、年度内に希望する全ての学校に配る予定だ。(根岸拓朗)