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 (9日、フィギュアスケート・ジュニアGPファイナル 女子フリー)

 「試合で勝つ」という点においては、トリプルアクセル(3回転半)は“費用対効果”が低い技ともいえる。難しい割に点が低い。15歳の紀平梨花(関大ク)が女子選手で史上初めて決めたトリプルアクセル―3回転トーループの現在の基礎点は12・8点に対し、女子のトップクラスの選手がよく跳ぶ3回転ルッツ―3回転トーループの連続ジャンプは10・3点。紀平はこの日2本目に跳んだ単独のトリプルアクセルが1回転になったことなども響き、フリーは6選手中4位の125・63点に終わった。

 トリプルアクセル(基礎点8・5点)は、女子選手にとって最難関かつ憧れのジャンプの一つだ。男子でも、苦手とするトップ選手がいる。このジャンプを代名詞に、2010年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得した浅田真央さんは今年4月の引退会見で「なんでもっと簡単に跳ばせてくれないの、という感じです」と笑顔で言った。

 なぜ難しいか。アクセルは6種類あるジャンプの中で唯一、前向きに踏み切る。女子選手で初めてトリプルアクセルを成功させ、1992年アルベールビル五輪で銀メダルを獲得した伊藤みどりさんは「フェンスに向かって跳ぶ恐怖心がある」と語ったことがある。

 回転数が多いジャンプを跳ぶに…

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