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 東京都内でもインフルエンザが流行期に入り、患者数が増えている。都は、流行のピークは年明け以降と見ている。都や都内の自治体は「小まめに手を洗い、かかりつけ医と相談してワクチンの接種を」などと注意を呼びかけている。

 都は都内419カ所の医療機関から毎週インフルエンザの患者数の報告を受けており、第47週(11月20~26日)には1医療機関あたり平均1・86人と流行開始の目安となる1・0人を超えた。第48週(11月27日~12月3日)に3・17人に増えた。1医療機関あたりの患者数を31カ所の保健所別に見ると、江東区(11・00人)や世田谷区(7・56人)、港区(5・78人)などで多いという。

 都内の小中高校や社会福祉施設などでは今季、インフルエンザのような症状を示す患者の集団発生事例が今月3日までに151件あった、と報告されている。

 都はインフルエンザが疑われる症状が出た場合には、「早めに受診を」と呼びかけている。インフルエンザは1週間ほどで回復することが多いが、子どもや高齢者らは肺炎や脳炎になるなど重症化するケースもあるという。

 一方、厚生労働省は感染した小児や未成年者が「急に走り出す」「部屋から飛び出そうとする」「徘徊(はいかい)する」といった異常行動を示す事例が報告されているとして「少なくとも治療開始後2日間は1人にしない」と注意を促している。(河井健)

予防対策のポイント(都のサイトより)

・小まめな手洗い

・規則正しい生活と十分な休養

・バランスのとれた食事と適切な水分補給

・せきやくしゃみが出る場合にはマスクを着用

・室内の湿度を50~60%にし、換気する

・ワクチン接種をかかりつけ医に相談する

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