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 仙台育英高校(宮城県)の硬式野球部員ら8人が飲酒した問題で、同校は10日、計15人が8回にわたって飲酒や喫煙をしていたと明らかにした。野球部の佐々木順一朗監督と郷古武部長は来年1月1日付で引責辞任し、野球部は同9日まで活動を自粛する。

 記者会見した学校側によると、校内の調査委員会で生徒らに聞き取りした結果、今年3~11月に、生徒15人が仙台市青葉区の繁華街「国分町」や学校の寮で酒を飲んだり、喫煙をしたりしたことを認めた。このうち、野球部員だった生徒が9人。現役部員もいたが、退部の処分にしたという。学年の内訳や飲酒当時に現役だった人数などの詳細は明かさなかった。

 佐々木監督は、「今回の事件で数多くのみなさまに不安、心配をおかけした。私の脇の甘さがすべての原因。責任を痛感している」と話した。同校は今後、寮の管理体制の見直しや生活指導などをして再発防止に取り組むという。同校は8日に県高校野球連盟に報告書を提出した。

 佐々木監督は2001年にも部員が起こした暴力事件で引責辞任し、03年に復帰していた。(加藤秀彬)