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 国内での取引が禁止されている絶滅危惧種の動物「マライセンザンコウ」の剝製(はくせい)をフリーマーケットアプリ「メルカリ」で出品したとして、警視庁は11日、鹿児島市の古物商の男性(72)と長野県上田市のアルバイトの女性(23)を種の保存法違反の疑いで書類送検し、発表した。2人は「規制されているものだという認識はなかった」などと話しているという。

 東村山署によると2人は1月2日~5月2日、環境相に無登録でマライセンザンコウの剝製(はくせい)1体を「珍獣」などとうたい、それぞれメルカリを利用して7500円~1万円で販売した疑いがある。男性は「客から不用品を引き取った中にあった」、女性は「実家の倉庫にあった」と話しているという。署員のサイバーパトロールで発覚した。

 また、男性から同じく絶滅危惧種の「ガビアルモドキ」の剝製(はくせい)1体を昨年9月ごろに3800円で購入したとして、川崎市のアルバイトの男性(24)も同容疑で書類送検した。

 マライセンザンコウとガビアルモドキはインドネシアやマレーシアなど東南アジアに生息。国際希少野生動植物に指定されており、売買には環境相の登録票が必要になる。