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 その年を代表する優れた新車「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に、スウェーデンのボルボ・カー日本法人のSUV(スポーツ用多目的車)「XC60」が選ばれた。輸入車の受賞は独フォルクスワーゲンのゴルフ以来4年ぶり2度目で、ボルボの受賞は初めてとなる。

 実行委員会が11日、発表した。車線変更時に他の車と衝突しにくいよう、ハンドル操作を助ける機能など安全面の評価が高かった。デザインのよさも支持され、日本法人の木村隆之社長は「ボルボブランドが完全復活できた」と喜んだ。

 2位は独BMWのセダン「5シリーズ」、3位はトヨタ自動車のセダン「カムリ」だった。無資格検査問題が発覚した日産自動車とスバルは、選考対象となることを辞退した。

 賞は昨年11月からの1年間に国内で発表、または発売された車の中から、自動車専門誌などでつくる実行委員会が選ぶ。最新技術に贈られるイノベーション部門賞にはトヨタのプラグインハイブリッド車「プリウスPHV」、エモーショナル部門賞にはトヨタの高級セダン「レクサスLC」、スモールモビリティ部門賞はホンダの軽ワゴン「N―BOX」が選ばれた。

 特別賞には、ハイブリッド車の世界販売が累計1千万台を突破したトヨタと、米国のインディアナポリス500マイル(インディ500)で日本人初優勝を果たした佐藤琢磨選手がそれぞれ選ばれた。(木村聡史)