【動画】白隠禅師250年大遠忌法要=常松鉄雄撮影
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 臨済宗「中興の祖」とされる江戸中期の禅僧「白隠禅師」(1685~1768)の250年大遠忌(おんき)法要が11日、沼津市原の菩提(ぼだい)寺「松蔭寺」で営まれた。全国からゆかりの僧侶ら約250人が集まり、白隠禅師をしのんだ。

 江戸期に「駿河には過ぎたるものが二つあり。富士のお山に原の白隠」とうたわれたほどの名僧。本堂には白隠禅師の姿をかたどった木像が据えられ、僧侶らは遺徳をたたえる漢詩を唱えたり、歩きながら読経したりして焼香した。

 臨済宗相国寺派の有馬頼底(らいてい)管長は、臨済宗の歴史的な背景に触れ、「白隠禅師がいなかったら、今ごろ臨済宗はすたれている。白隠禅師が一気に復興した」と語り、「これから我々が頑張り、改めて精進していかなければならない」と強調した。